中部電力 ソチ五輪へ Wツアーで初優勝引っ提げ帰国

[ 2012年10月11日 06:00 ]

 カナダ・エドモントンで行われたカーリングのワールドツアーで初優勝を飾った中部電力チームが10日、帰国した。約1カ月、ノルウェー、カナダを転戦し、最後はV締め。スキップの藤沢五月(21)は「合宿の最後に結果も出たので、自分たちの上達を実感できた」と手応えを口にした。

 昨季は中国、韓国に敗れ世界選手権出場を逃したが、今遠征では韓国代表を撃破。「去年勝てなかったチームに勝てたのは大きい」とセカンドの清水絵美(21)。2位以内に入らなければ14年ソチ五輪への出場が絶望となるパシフィックアジア選手権は来月16日、ニュージーランドで開幕するが、代表を決める3チームによるトライアルは今月22日から札幌で行われる。サードの市川美余主将(23)は「気持ちの面では私たちの方が有利だと思う」と自信を見せた。

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2012年10月11日のニュース