ボルト、短距離に集中　リオ五輪でも３冠に意欲

　ロンドン五輪の陸上で２大会連続の男子短距離３冠を達成したウサイン・ボルト（ジャマイカ）が、次回の２０１６年リオデジャネイロ五輪ではほかの種目に挑戦せず、３大会連続の３冠獲得に集中する考えを明らかにした。英ＰＡ通信が８日、伝えた。

　ニュージーランドを訪れた２６歳のボルトは「リオに行き、タイトルを守りたい」と明言。走り幅跳びや４００メートルへの挑戦もうわさされていたが「リオでは違う種目には取り組みたくない。３連覇に集中したい。もう一度やれる力があることを世界に示したい」と説明した。

　来季に向けては世界選手権（モスクワ）を目標にし「一生懸命練習し続け、１年ごとに速く走れるように頑張りたい」と意欲を語った。（共同）