日馬富士に曙からエール!“自分貫け”に「うれしい」 

[ 2012年10月8日 06:00 ]

豊ノ島(右)と申し合いをする日馬富士

 大相撲の新横綱・日馬富士(28=伊勢ケ浜部屋)が7日、群馬・藤岡市民体育館で行われた秋巡業で金言を授けられた。

 巡業を運営する勧進元の呼びかけで第64代横綱でプロレスラーの曙が来場。横綱審議委員会などから、張り手などの荒々しい取り口の禁止を命じられている日馬富士に対し、先輩横綱は「KOを決めるような張り手でなければいいと思う」と擁護。「横綱らしい相撲なんて余裕が生まれてからじゃないとできない。最初は上がったままの相撲でいい」とアドバイスした。

 この日の稽古では、新横綱は豊ノ島に張り差しで攻めるなど気迫の取り口で10勝1敗。打ち出し後に曙のアドバイスを聞かされ「うれしいです。上がってこなきゃ分からないこともある」と感激の面持ちだった。

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2012年10月8日のニュース