元力士2人 セクハラ提訴「集団暴行は日常的だった」

[ 2012年10月2日 06:00 ]

 大相撲の鳴戸部屋(千葉県松戸市)に所属していた元力士2人がセクハラ行為や暴行で精神的苦痛を受けたなどとして、昨年11月に死去した先代鳴戸親方(元横綱・隆の里)の法定相続人らに計2200万円の損害賠償を求め、1日までに千葉地裁松戸支部に提訴した。

 提訴は9月10日付。訴状によると、元力士(18)は10年7月ごろから、同部屋所属の行司からセクハラ行為を受けるなどして今年1月に引退。別の元力士(22)は昨年2月、先代親方に角材で殴られたほか、他の力士らに集団で暴行され同年5月に引退した。2人は「集団暴行は日常的だった」と指摘。先代親方の法定相続人の妻子や、部屋所属の行司を訴えた。

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2012年10月2日のニュース