沢から吉田へのメールは「ますます男が近寄りがたくなったね」

[ 2012年10月1日 18:34 ]

レスリングで前人未到の13大会連続世界一を達成し、金メダルと記念のベルトを手に笑顔を見せる吉田沙保里

 レスリング女子世界選手権(カナダ)で、五輪と合わせて前人未到の13大会連続世界一を達成した吉田沙保里選手(29)=ALSOK=が1日、成田空港に帰国して記者会見し、今月5日の誕生日を前に「20代で13連覇できて最高のプレゼントになった。熱が出た時も、けがした時もあった中で気持ちが折れずに闘ってきた。相当負けず嫌いなんだなと思う」と快挙を振り返った。

 「人類最強」と呼ばれた12大会連続世界一のアレクサンドル・カレリン氏(ロシア)からの賛辞には「びっくりした。カレリンの記録を抜くことがモチベーションになった」と笑顔。親交のあるサッカー女子日本代表の沢穂希選手(INAC神戸)からはメールが届き「さおちゃん、すごすぎです。ますます男が近寄りがたくなったね」と書いてあったという。

 吉田選手は「20代は何も考えずにイノシシのようにやってきた。30代はいろいろと経験しながらやっていきたい」と話し、バドミントン女子で活躍した潮田玲子さんの結婚にも触れ「先を越されちゃった。恋愛のことを教えてもらおうかな」と周囲を笑わせた。

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2012年10月1日のニュース