朝日 ラス闘2位「意外とすっきりとした気分」

[ 2012年10月1日 06:00 ]

現役引退セレモニーで、長年ペアを組んだ白鳥勝浩(右)から花束を渡された朝日健太郎

 ビーチバレー国内ツアー第6戦、男子今季最終戦ペボニアカップは30日、東京都お台場海浜公園で行われ、男子決勝は現役最後の試合となった北京、ロンドン両五輪代表の朝日健太郎(フォーバル)が白鳥勝浩(湘南ベルマーレ)と組んで西村晃一、ショーン・スコット組(WINDS)と対戦したが、1―2で敗れて2位に終わった。女子決勝は尾崎睦(湘南ベルマーレ)草野歩(フリー)組が2―1で田中姿子(フリー)溝江明香(産業能率大)組を破り、今季4勝目を挙げた。

 朝日は最終第3セットを自らの度重なるスパイクミスが響いて落とし、引退試合を白星で飾れなかった。それでも、試合後はすがすがしい表情を浮かべ「意外とすっきりとした気分。(周囲に)ありがとうという気持ちしかない」と感謝の言葉を並べた。ブロックを武器にバレーボールの日本代表で活躍し、後にビーチバレー転向。技巧派の白鳥とのペアで長く日本の頂点に君臨した。試合後は白鳥から花束を渡され「バレーを通じて夢を見てきた。バレー選手で良かった」と感慨深げだった。

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2012年10月1日のニュース