30歳ペトロワ腰痛なんの!初優勝で今季2勝目

[ 2012年9月30日 06:00 ]

シングルスで優勝したロシアのナディア・ペトロワ

女子テニス 東レ・パンパシフィック・オープン最終日

(9月29日 東京・有明コロシアム)
 シングルス決勝は世界ランキング18位の30歳、ナディア・ペトロワ(ロシア)が、2連覇を狙った同3位のアグニエシュカ・ラドワンスカ(ポーランド)を6―0、1―6、6―3で破り、初優勝した。ツアー今季2勝目、通算12勝目で、優勝賞金38万5000ドル(約3000万円)を獲得した。女子ダブルスはラケル・コップスジョーンズ、アビゲイル・スピアーズ組(米国)が初優勝した。

 ペトロワは「腰の痛みもあり、ここまでたどり着けると思っていなかった。本当にうれしい」と表情を崩した。集中力が切れた第2セットから立て直し、第3セットはサービスエースを7本も奪った。第8ゲームで2つのダブルフォールトを犯して自滅したA・ラドワンスカとは対照的に、勝利への執念を見せた。30歳になってもまだ上を見続けるベテランは「モチベーションを維持できれば年齢は関係ない。4大大会の優勝も狙いたい」と笑った。

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2012年9月30日のニュース