「あのピンクの人!」マナー違反の観客を注意 石川遼の思いとは

[ 2012年7月8日 09:19 ]

11番、ティーショット後に舌を出す石川遼
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スポニチ後援男子ゴルフツアー 長嶋茂雄招待セガサミーカップ第3日

(7月7日 北海道千歳市 ザ・ノースカントリーゴルフクラブ=7127ヤード、パー72)
 前日の27位から10位に浮上し、逆転優勝を視界に捉えた石川遼。この日はベストスコアの66をマークしたが、18番では思わぬアクシデントに見舞われた。

 18番パー5の2打目地点、石川は「あのピンクのシャツの人!」と、シャッター音を響かせ、一眼レフで連写したギャラリーの存在を指摘。結局、このギャラリーは写真を消去させられ、石川は無事に2オンしてバーディーで締めくくったが、この行動の裏には米ツアーでの経験があった。

 先月の全米オープンではR・ファウラーやD・ジョンソンと同組でプレー。彼らのような世界のトップ選手が、ギャラリーの居場所まで指摘してカメラを厳しく取り締まる姿を見てきた。「ミスしても選手はその人のせいだとは思わないけど、(撮影せずに我慢している)他のギャラリーはどう思うのか」。日本ツアーの向上のためにも、選手として厳しい態度を示した。

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