「相手が美香ちゃんなら最高」藍 後輩との優勝争い制した

[ 2012年7月2日 10:46 ]

最終ラウンド、1番でティーショットを放つ宮里藍

USLPGAツアー アーカンソー選手権最終日

(7月1日 アーカンソー州ロジャーズ ピナクルCC=6376ヤード、パー71)
 宮里藍は美香との激闘を制して今季2勝目。5打差を逆転しての優勝を「いい意味で自分に期待せずにできた。スコアとか、状況に惑わされずプレーできれば、こういうことも起きるのかと勉強になった」と振り返った。

 前半の4バーディーで優勝争いに食い込むと、18番でバーディーを奪って首位に立った。最終組の美香が約3メートルのバーディーパットを外し、藍の優勝が決定。「相手が美香ちゃんだったら最高」とプレーオフを覚悟していたため「少し拍子抜け」と本音も。それでも「自分のベストを尽くした結果なので、もちろんうれしい」と最後は笑顔。競技を終えたばかりの美香に祝福されて複雑な表情を見せたが、後輩をしっかり抱き締めた。

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2012年7月2日のニュース