一時は3点差も…エース大神 五輪切符夢散「責任感じている」

[ 2012年7月2日 08:41 ]

五輪出場を逃し、しゃがみ込んで泣く大神

 バスケットボール女子のロンドン五輪世界最終予選最終日は1日、トルコのアンカラで行われ、日本は最後の出場枠を懸けてカナダと対戦したが63―71で敗れ、2大会ぶりの五輪出場を逃した。

 日本は0―11とリードされる苦しい立ち上がり。徐々にリズムをつかみ、42―52で迎えた第4クオーターには田中(JX)の3点シュートなどで3点差まで追い上げたが、終盤に突き放された。間宮(JX)と高田(デンソー)がそれぞれ14得点した。

 ▼内海知秀・日本代表監督の話 試合の入り方が悪かった。大会を通じてチームは強くなったが、(あと一歩を)乗り越える力が足りなかった。

 ▼大神雄子の話 いくら迫っても苦しい試合だった。北京五輪を逃してから、何が足りないのかを考えていろいろやってきた。責任を感じている。

 ▼吉田亜沙美の話 守備は良かったが、終盤は足が止まった。3点差まで行った時は、相手の方が気持ちが強かった。(共同)

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