宮里藍 逆転で米ツアー9勝目 美香は1打及ばず2位

[ 2012年7月2日 08:11 ]

アーカンソー選手権で優勝し、笑顔でトロフィーを掲げる宮里藍

 米女子ゴルフのアーカンソー選手権最終日は1日、米アーカンソー州ロジャーズのピナクルCC(6376ヤード、パー71)で行われ、首位と5打差の4位でスタートした宮里藍(27=サントリー)が7バーディー、1ボギーの65で回り、通算12アンダーの201で今季2勝目、通算9勝目を飾った。

 宮里藍は優勝賞金30万ドル(約2400万円)を獲得し、賞金ランキングで1位に立った。

 宮里美香(22=NTTぷらら)はアサハラ・ムニョス(スペイン)とともに1打差の2位。上田桃子は通算1アンダーの36位、米ツアー初挑戦の桜井有希は4オーバーで69位だった。

 ▼宮里美香の話 本当にあと一歩、あと1打。悔しいけど、本当に(優勝は)近いとあらためて感じた。緊張感はなく、楽しみの方が多かった。(宮里藍は)前の組で回っていたし、ずっと見ていた。いいプレーをしている、私も頑張ろうと思っていた。

 ▼上田桃子の話 首と肩が、痛み止めを飲んでも、まだ痛かった。せっかくショットの調子がよかったので悔しい。痛い中で3日間、自分なりにできたことは自信になるが、来週(全米女子オープン)に向けしっかり治したい。

 ▼桜井有希の話 初めて(の米ツアー)にしてはショットも悪くなかったし、いい3日間だった。日本人が優勝争いする試合になったし、ラッキーです。レベルが高い、とは思ったけれど、いいゴルフをすれば上に行けるとも感じた。

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2012年7月2日のニュース