マリー5年連続16強!審判“アシスト”で順延回避

[ 2012年7月2日 06:00 ]

5年連続で16強入りしたマリー

ウィンブルドン選手権

 男子シングルス3回戦で、第4シードのアンディ・マリー(25=英国)がマルコス・バグダティス(27)に7―5、3―6、7―5、6―1で勝ち、5年連続でベスト16入りした。第5シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(27)はルカシュ・ラツコ(24)に勝ち、4回戦に進んだ。1日は休養日で試合は行われなかった。

 屋根が閉まったセンターコートで地元のマリーは順延直前に試合を終えた。午後11時を過ぎたら試合は中断され、翌日以降に再開される。2―1で迎えた第4セットが始まった時点で既に午後10時半を回っていたが、28分で終わらせた。

 順延回避は主審の“アシスト”もあった。マリーが第6ゲームをブレークし、5―1とした時にちょうど午後11時だったが、主審は試合続行することを許可し、2分後に終了した。もし、順延されていたら日曜日の1日は休養日のため、2日後に再開予定だった。

 相手だけではなく時間とも戦ったマリーは「(2日後の)月曜日に戻ってこなくてよかったよ」とホッとしていた。今大会は過去2年準決勝で負けた天敵ナダルが2回戦敗退。この幸運を生かして英国勢74年ぶりの決勝進出は間違いなし?

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2012年7月2日のニュース