全美貞、平常心で完全V 賞金女王レースも突き抜けた

[ 2012年7月2日 06:00 ]

全美貞は完全優勝を決め小林浩美LPGA会長(左)からブレザーを着せてもらう

女子ゴルフツアー 日医工女子オープン最終日

(7月1日 富山県富山市 八尾カントリークラブ=6502ヤード、パー72)
 初日から首位の全美貞(29=韓国)が71で回り、通算8アンダーでリゾートトラストに続く今季2勝目を挙げた。ツアー通算19勝目で、賞金女王レースで頭一つ抜け出した。

 全美貞は17番で原の追い上げを知ったが「平常心を考えた」と焦らなかった。最終18番で40センチのパーパットをしっかり沈め1打差で逃げ切った。「日本に来て8年。信じられないです」と日本ツアー通算19勝目を喜んだ。今季の獲得賞金は7000万円を超え、2位のアン・ソンジュに1900万円差をつけた。試合がない今週は家族で韓国・済州島にバカンスに行く。「疲れがたまっていた。おいしい物を食べたい」と話していた。

 ▼3位・服部真夕 ティーショットはほとんどフェアウエーだったが、単純なミスでボギーを打ってしまった。反省は多い。風も難しかった。(賞金ランクは笠を抜いて日本選手最上位の3位)

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2012年7月2日のニュース