ブレーク連続ボルト超えだ!200Mも全体トップで決勝へ

[ 2012年7月2日 06:00 ]

男子200メートル準決勝 決勝進出を決めたヨハン・ブレーク

 五輪代表選考会を兼ねた陸上のジャマイカ選手権は6月30日、キングストンで3日目の競技を行い、前日の男子100メートルでバトルを演じたヨハン・ブレーク(22)とウサイン・ボルト(25)が200メートルの予選と準決勝に登場。100メートルを9秒75で制したブレークは準決勝で19秒93をマークし、全体トップで1日の決勝に進出した。

 100メートルで2位となったボルトは3組1位で準決勝を突破したが、タイム(20秒26)は全体の4番目。世界記録(19秒19)はボルトが保持しているが、ブレークは昨年に歴代2位の19秒26をマークしており、100メートルに続く2冠達成も視野に捉えている。

 ≪ボルト「楽しむ」≫今季初めての200メートルとなったボルトは、観客が200人に満たなかった午前9時57分の予選を21秒21で流し、午後の準決勝では20秒26で3組の1位。「久しぶりにコーナーを走ったがうまく回れた」と、2年ぶりに敗れた100メートルのレース内容を引きずることはなかった。「100メートルはビジネスで走り、200メートルは楽しんで走る」が以前からの口癖。今回は「100メートルを制したブレークが有利」という見方もあるが、はたしてその予想を覆せるか?

 【男子】▼200メートル準決勝1組(1)アシュミード20秒15(2)カーター20秒37(3)ヤング20秒42▼同2組(1)ブレーク19秒93(2)ウィアー19秒99(3)フォーテイ20秒40▼同3組(1)ボルト20秒26(2)アンダーソン20秒32(3)ウォー20秒81

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