フェリックス200M制す 100M同着のターモー落選

[ 2012年7月2日 06:00 ]

女子200メートルで優勝し、喜ぶアリソン・フェリックス

 陸上の五輪選考会を兼ねた全米選手権(オレゴン州ユージン)は6月30日に7日目の競技を行い、女子100メートルで3位同着となったアリソン・フェリックス(26)とジェネバ・ターモー(22)が200メートル決勝に登場。世界選手権のこの種目で過去3回優勝しているフェリックスが、今季世界最高で歴代4位の21秒69をマークして1位となった。しかしターモーは22秒35で5位となって落選。両者は大会が終了する1日までに、100メートルの代表決着方法(ランオフもしくはコイントス)を選択することになっている。

 フェリックスは会心のレースで自己記録(21秒81)を更新。「五輪では過去2回とも銀メダル。今度は勝ちたい」とロンドン五輪での雪辱に意欲をのぞかせていた。しかしその前に待っているのが100メートルの代表決着。関係者の間では「200メートルの代表になったことで、フェリックスが100メートル代表の座をターモーに譲るのでは?」という“第3の決着方法”も浮上しているが、目下のところコイントスではなくランオフを選択するという見方が強まっている。

 【女子】▼200メートル決勝 (1)フェリックス21秒69(2)ジーター22秒11(3)リチャードソンロス22秒22(4)キンバリン22秒34(5)ターモー22秒35(6)マディソン22秒50(7)ナイト22秒60(8)スコット22秒68

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2012年7月2日のニュース