日本女子、2大会ぶり五輪ならず…カナダに8点差で敗戦

[ 2012年7月2日 01:37 ]

<日本―カナダ>第1クオーター、ドリブルで切れ込む大神

 バスケットボール女子のロンドン五輪世界最終予選最終日は1日、トルコのアンカラで最後の出場枠を懸けた五輪出場決定戦を行い、日本はカナダと対戦。63―71で敗れ、2大会ぶりの五輪出場はならなかった。カナダは3大会ぶり5度目の五輪出場。

 日本は序盤から平均身長で8センチ上回るカナダの高さに苦しんだ。試合開始から得点を重ねるカナダに対し、シュートの精度を欠いて0―11と劣勢に。その後、徐々に反撃したものの、第1Qは11―21と10点リードされて終えた。

 第2Qに入ると日本のゾーンディフェンスが機能。カナダの反撃を封じると同時に大神、間宮を中心に粘り強く得点を重ね、一時は3差まで詰め寄ったが、カナダに3Pシュートを決められるなど、結局6点差で前半を終えた。

 第3Qはゾーン、マンツーマンディフェンスを併用したものの、カナダに得点を許し、一時15点差に広げられる苦しい展開。その後の反撃で10点差まで盛り返した。

 第4Qは開始から日本が攻め、田中の3Pなどで一時は3点差まで詰め寄ったが、残り3分30秒で間宮が5ファウルで退場。この試合チームトップの14点を挙げていた大黒柱を失いながら懸命に戦ったが、あと8点及ばなかった。

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