室伏、雨対策も万全!金獲りへロンドン一番乗り!

[ 2012年6月28日 06:00 ]

室伏のパネルの前で雨用のシューズを持つ、ミズノの陸上シューズ開発担当者

 金獲りへ、異例の一番乗りだ。ロンドン五輪の陸上男子ハンマー投げ代表・室伏広治(37=ミズノ)が選手村開村となる7月16日にロンドン入りする可能性が27日、浮上した。ミズノの上治丈太郎副社長(65)が「(室伏は)7月16日か17日にロンドンに入る予定」と明かした。16日に選手村に入れば、日本選手団で一番乗りとなる見通しだ。

 4大会連続五輪出場の室伏は、27日の開会式にも参加を予定。男子ハンマー投げは予選が8月3日で、決勝は5日。これまで競技直前に現地入りしていた室伏だが、ロンドンには異例のスピードで乗り込む。五輪スタジアムのサブトラックなどでハンマー投げサークルの確認に加え、立候補している国際オリンピック委員会の選手委員選挙のアピールも狙いだ。

 この日は五輪で室伏が使用するシューズを、ミズノが発表。ロンドンは雨が多く、自身初めて雨用のシューズも用意した。「バイクのレースからヒントを得た」と室伏はコメントし、足元も万全。2大会ぶりの金メダル獲得を目指す鉄人が、夢舞台へ歩を進める。

続きを表示

2012年6月28日のニュース