古賀総監督笑顔 環太平洋大が関東勢以外で初V

[ 2012年6月24日 06:00 ]

女子5人制で初優勝し、選手とともに笑顔で記念写真に納まる環太平洋大の古賀総監督(中央)

全日本学生優勝大会第1日

(日本武道館)
 女子5人制団体は環太平洋大が決勝で3連覇を狙った山梨学院大を代表戦の末に破り、関東勢以外では初の優勝を飾った。92年バルセロナ五輪金メダリストの古賀稔彦総監督(44)が07年に就任して6年目。団体戦最大のタイトルを手にした。3人制は鹿屋体大が初V。また、体重無差別の7人制で争われる男子団体も1回戦が行われ、明大、天理大などが順当に2回戦に進出した。

 古賀総監督は「僕らは五輪より、この大会ですから」と満面の笑みを浮かべた。昨年と同じ顔合わせの決勝で鍵を握ったのは、体重無差別の大将戦。本来は63キロ級ながら起用された安松が、今年の全日本女王で体重差45キロの山部相手に粘り指導2の僅差負けに持ち込み、勝負は代表戦に。その代表戦は高橋が判定3―0で勝利した。古賀総監督は「優勝する姿を後輩に見せることが伝統になる」と胸を張った。

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2012年6月24日のニュース