男子は立教池袋!女子は埼玉栄!ともに初制覇!

[ 2012年6月23日 06:00 ]

男子団体の部優勝の立教池袋のメンバー(左から)笹井、青木、森川、塚本

 スポニチ主催平成24年度関東中学校ゴルフ選手権大会・第20回男子団体の部(参加18校)、第6回女子団体の部(同10校)は22日、埼玉県さいたま市の大宮国際カントリークラブ(男子2950ヤード、女子2880ヤード、パー36)で行われた。悪天候のため男女とも9ホールに短縮し、1校上位3人の合計スコアで争われた。男子は立教池袋(東京)が108をマーク、2位に3打差をつけて初制覇した。女子は埼玉栄(埼玉)が115で同じく初優勝を飾った。男子は上位8校、女子5校が全国中学校選手権(8月5日開幕、三重・三重白山GC)に出場する。

 <男子・立教池袋、全中で“今年こそ”>20回を数える大会で初優勝の立教池袋だが、35をマークした塚本は「3人でアンダーを出して優勝を狙っていました」と胸を張る。悪天候でスタートが3時間も遅れ「体が固まらないよう準備した」のも好結果につながった。塚本は「パットが入ればもっと伸ばせた」と不満を残すが、昨年に続いて全国大会へ。昨年の全国大会では初日5位ながら最終日に崩れ8位に終わっており「2日間頑張り抜く」と声をそろえた。

 <女子・埼玉栄、唯一の3年生が奮闘>優勝候補の佐久長聖、杉並学院を抑えて優勝の埼玉栄。原動力となったのがメンバーでただ一人の3年生・宮本だ。コースに水が残り、飛距離の出ないコンディションの中、大きめのクラブでピンを直接狙う作戦で1バーディー、1ボギーでこの日ベストの36。「まず全国大会が目標だったので、優勝できてうれしい」と2年連続の全国大会出場に笑顔を見せる。次は7月25日の個人戦。昨年は関東大会を通過できなかっただけに「今年は個人、団体とも頑張りたい」とメンバーとともに健闘を誓っていた。

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