団体男女ともに日本決勝T進出 結束力で躍進

[ 2012年6月21日 06:00 ]

 アーチェリーのロンドン五輪世界最終予選は19日、米ユタ州オグデンでランキングラウンドを行い、女子団体で早川漣(長崎・佐世保商高職)蟹江美貴(ミキハウス)川中香緒里(近大)が組んだ日本は1940点の日本新記録で2位となり、上位16カ国・地域による21日の決勝トーナメントに進んだ。菊地栄樹(エディオン)古川高晴(近大職)石津優(広島県協会)で臨んだ男子団体の日本は1934点の5位で決勝トーナメントに進出した。男女とも残り3つの五輪団体出場枠を争う。

 女子の日本が好発進した。既に個人で五輪出場を決めている早川が得点を伸ばせなかったが、川中、蟹江がエースの不調をカバーした。合計得点でこれまでの日本記録を1点上回り、晴れわたった会場に笑顔が並んだ。同時開催のW杯のランキングラウンドを兼ね、個人で7位と健闘した川中は「前半はリズムが悪かったが、後半はいつも通りに射てた」と満足そうだった。

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2012年6月21日のニュース