ロンドン五輪男子棒高跳び代表・山本 名前は「聖火台にいちず」

[ 2012年6月14日 06:00 ]

陸上のロンドン五輪代表に決まり中京大で記者会見する中村明彦(左)、山本聖途(右)と代表候補の市川華菜の3選手

 陸上のロンドン五輪代表に決まった男子棒高跳びの山本聖途(20)、同400メートル障害の中村明彦(21=ともに中京大)が13日、愛知県豊田市の校舎で記者会見を行い、日本選手権で初優勝して代表入りした山本は「僕の名前は五輪の聖火台に向かっていちずに頑張るという意味。夢の舞台に立ててうれしい」と笑顔で語った。

 本職は十種競技の選手ながら、400メートル障害で五輪代表の座を射止めた中村は「まったく予想していなかった。自己ベストを更新して1本でも多く走りたい」と意気込んだ。会見には女子400メートルリレーの代表候補に選ばれた陸上部主将の市川華菜(21)も同席した。男女のリレー種目は7月2日までの世界ランキングで上位16カ国・地域に入れば出場権を得る。

続きを表示

2012年6月14日のニュース