セルティクス 地元ボストンで連勝!延長でヒート退ける

[ 2012年6月5日 06:00 ]

<セルティクス・ヒート>15得点15アシストと活躍したセルティクスのライジョン・ロンド(中央)

 NBAプレーオフ東地区決勝の第4戦がボストンで行われ、セルティクスが延長の末にヒートを93―91で退け、地元ボストンで連勝。第4Q終了間際に23得点のポール・ピアース(34)が6反則で退場したが、ライジョン・ロンド(26)が5分間の延長で貴重な3得点をマークして接戦をものにした。ヒートは29得点を挙げていたレブロン・ジェームズ(27)が延長残り1分51秒に6反則目を犯して退場。ドウェイン・ウェイド(30)が終了直前に放った3点シュートはリングに嫌われた。

 セルティクスは第2Q終盤で18点リードしながら後半は苦戦。第4Q残り38秒、ジェームズに同点の3点シュートを決められて嫌なムードが漂った。しかしこのシリーズで健闘しているロンドが15得点15アシストと奮闘。ウェイドに放たれた最後のシュートにはヒヤリとしたが「よく止めた。負けた試合とは違ってついていた」と、土壇場で強運を引き寄せて勝利に導いた。延長最後の攻撃では、ジェームズを6反則に追いやったピートラスがオフェンス・リバウンドを2度キープ。脇役の踏ん張りも際立った。

 ≪ヒート移籍後は初めて≫ジェームズのプレーオフでの6反則退場はNBA9季目で初。レギュラーシーズンを含めてもヒート移籍後は初めてとなった。

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2012年6月5日のニュース