フォール負け浜口マットにキス　五輪後の引退示唆

試合後、マットにキスする72キロ級の浜口京子

女子レスリング国別団体戦Ｗ杯最終日

（5月27日 東京・代々木第２体育館）
　７２キロ級の浜口がロンドン五輪後の引退を示唆した。ロシアのボロベワに１分１０秒でフォール負けした後、マットにキス。「もう国内でレスリングをするのは最後かな、と思って。レスリングに感謝したいから」と話した。

　前日は北京五輪女王の王嬌（中国）を撃破。しかし、王嬌戦で負傷し「２カ所痛めて痛み止めも効かなかった」と振り返った。３４歳は“最後の五輪”に向け「いい面も悪い面も確認できたので（ロンドンへ）前向きにいきたい」と話した。