同期・貴乃花親方が“魁皇”ねぎらう「横綱みたいな大関」

[ 2012年5月28日 06:00 ]

断髪式で魁皇の大銀杏にハサミを入れ声をかける貴乃花親方

浅香山襲名披露大相撲

 大相撲で史上1位の通算1047勝を挙げ、昨年の名古屋場所中に引退した元大関・魁皇(39=友綱部屋)の引退、年寄「浅香山」襲名披露大相撲が27日、東京・両国国技館で行われ、同期生の貴乃花親方(元横綱、スポニチ本紙評論家)やプロレスラーの元横綱・曙ら約340人が参加した。

 父・古賀誠二さんがはさみを入れた際には「我慢できなかった」と感涙。最後に友綱親方(元関脇・魁輝)が大銀杏(いちょう)を切り落とすと、館内を埋めた約1万人による“魁皇コール”が起こった。整髪を終え、オールバック姿となった浅香山親方は「ちょっと恥ずかしい…」と照れくさそうな表情を浮かべた一方で「親方としていい弟子を育てたい」と今後の目標を誓った。同じ88年春場所で初土俵の貴乃花親方は「横綱みたいな大関です」と23年に及ぶ名大関の力士生活をねぎらった。

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