ベテラン躍動!スパーズ逆転勝ちで地区決勝進出に王手

[ 2012年5月21日 06:00 ]

スパーズの(左から)ダンカン、ジノビリ、パーカー

 NBAプレーオフ西地区準決勝の2試合がいずれもロサンゼルスのステイプルズセンターで行われ、第1試合では1位スパーズが第2Q途中で24点のリードを許しながらも96―86で5位クリッパーズに逆転勝ち。今プレーオフでは1回戦(対ジャズ)から7戦全勝となり、地区決勝進出に王手をかけた。第2試合では3位レイカーズが最大13点をリードしながら2位サンダーに逆転負け。コービー・ブライアント(33)は38得点を挙げたものの、地元で手痛い星を落として窮地に追い込まれた。

 第2Qの2分43秒で16―40。しかし、スパーズはここから23得点を挙げたパーカーを中心にして盛り返し、第3Qの2分すぎから連続24点を奪って試合をあっという間にひっくり返した。「クリッパーズの強さは予想通り。でもハーフタイムでも焦らなかった」と、ロンドン五輪でフランス代表として出場する司令塔は後手に回っても冷静に対処。5年ぶり4度目のファイナル制覇を狙うV候補は、36歳のダンカン、34歳のジノビリ、そして30歳になったパーカーのベテランを軸にして着実に白星を重ねている。

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2012年5月21日のニュース