ヒート、ミス響き本拠で黒星…ボッシュの穴埋まらず

ヒートのジェームズ（中）のシュートをブロックするペイサーズのジョージ

　ＮＢＡプレーオフ東地区準決勝では２位ヒートが３位ペイサーズに地元マイアミで敗れ１勝１敗。今季のＭＶＰ、レブロン・ジェームズ（２７）は２８得点を挙げたが、故障で離脱したクリス・ボッシュ（２８）の穴を埋められず、ホーム・アドバンテージを失った。第３戦、第４戦はペ軍の地元インディアナポリスで行われる。西地区準決勝は１位スパーズが１０８―９２で５位クリッパーズに快勝。地元サンアントニオで先勝した。

　７５―７６で迎えた第４Ｑの残り５４秒、ヒートのジェームズは相手の反則でフリースローを得たが２本とも失敗。「敗因はこれだけじゃない」と語ったものの、土壇場でのミスが大きく響いた。

　平均１８得点のボッシュが初戦で脇腹を痛めて今シリーズでの出場は不可能。３点シュートの成功は１６本中１本だけで、リバウンド総数（４０本対５０本）でも劣ってしまった。ジェームズと２４得点のウェイド以外に活躍する選手が不在。ホーム・アドバンテージもペ軍に奪われ、今後の試合に不安を残す一戦となった。