白鵬 左人さし指は剥離骨折も休場否定…全治2週間

[ 2012年5月14日 21:05 ]

大相撲夏場所9日目

(5月14日 東京・両国国技館)
 打ち出し後、宮城野親方(元幕内竹葉山)は、弟子の白鵬が初日の安美錦戦で痛めた左人さし指は剥離骨折だったことを明かした。勝負に焦り、心身のバランスが崩れているという自覚もある横綱は、それでも休場を否定した。

 「気持ちは負けていませんから。成績が良くても悪くても千秋楽までやり抜く。数々の山を越えてきた。こんなことで気持ちが参ることはない」。報道陣に問われる前に切り出したところに、2年も一人で綱を張ってきた意地がにじんだ。

 同親方によると、指の負傷は全治2週間で「あしたの相撲(10日目の鶴竜戦)を見て判断する」と今後の休場にも含みを持たせた。

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2012年5月14日のニュース