宮崎銀が女子陸上部創部 来年4月1日開始予定

[ 2012年5月14日 19:37 ]

 宮崎銀行(宮崎市)は14日、女子陸上部を6月1日付で創部すると発表した。監督には旭化成陸上部の西村功コーチ(49)が就任する。同コーチは当面、旭化成からの出向で指導に当たり、将来的には宮崎銀行に籍を移す。

 企業スポーツで廃部の動きが相次ぐ中、九州では、女子駅伝部の肥後銀行(熊本市)や鹿児島銀行、キヤノンアスリートクラブが女子陸上部を創設している。

 宮崎銀行は創部の目的として、宮崎に実業団の女子陸上部がないことなどを挙げている。西村氏は「宮崎銀行の情熱に応えて、立派な部にしたい」と意気込みを述べた。

 選手は10人程度の採用を見込んでおり、活動の開始時期は来年4月1日を予定している。旭化成の練習場でトレーニングを積み、個人種目のトラック競技やロードレースへの参戦する。都道府県対抗女子駅伝に選手派遣することや、3年以内の実業団駅伝への出場を目標に掲げている。

続きを表示

2012年5月14日のニュース