ほとんど寝ていない福見友子 浮かれず「五輪のこと考えていた」

[ 2012年5月14日 12:19 ]

柔道のロンドン五輪代表決定から一夜明け、記者会見する福見友子

 柔道のロンドン五輪代表に決まった女子48キロ級の福見友子(了徳寺学園職)や男子100キロ級の穴井隆将(天理大職)らが14日、福岡市内で記者会見した。

 福見は「喜ぶというよりは身が引き締まる思い。次へのスタート。五輪まで一日も無駄にしたくない」と気の緩みは全くないようだ。

 浅見八瑠奈(コマツ)との壮絶な代表争いを制した前夜はテレビ出演などでほとんど寝ていないという。宿舎に戻っても「ロンドン五輪のことを考えていた」と真剣な表情。「試合までの期間をどう過ごすか。必死にやりたい」と頭の中は来るべき日のことでいっぱいのようだった。

 エース格として期待される穴井は「ホッとしたり、うれしいという気持ちは少ない。むしろこれからやるぞという感じだ」と力強く話した。

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2012年5月14日のニュース