琴奨菊 逆転勝ちも左膝に不安…「音がしたんで」

[ 2012年5月14日 06:00 ]

琴奨菊(右)は、豊響を小手投げで破るも左足を痛める

大相撲夏場所8日目

(5月13日 東京・両国国技館)
 琴奨菊は小手投げで好調な豊響を退け、1敗を守った。

 左四つで寄られたが、土俵際で右へ回り込みつつ投げで逆転。しかし、勝負をつけた際に左足に乗りかかられ、取組後に左膝を気にするそぶりを見せた。支度部屋でも「(乗られた時に)音がしたんで。何もなければいいけど」と表情はさえない。師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)は「大丈夫だと思います」と話したが、9日目の稀勢の里戦に不安を残した。

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