藤原2位…「メディアに出てばっかで大丈夫?」の声に奮闘

[ 2012年5月14日 06:00 ]

声援に応えながら2位でゴールする藤原

 仙台国際ハーフマラソンが13日、仙台市陸上競技場発着で行われ、ロンドン五輪男子マラソン代表の藤原新(30=ミキハウス)が1時間3分32秒で日本人トップの2位に入った。

 15キロ手前で仕掛けていったんペースを落とし、再びスパートする冷静なレースで公務員ランナーの川内に完勝。「後半ペースアップできたので合格」。2月の東京マラソン時は無収入だったが、ニコニコ動画ユーザーによる個人支援、ミキハウスとの所属契約で計3000万円(推定)をゲット。“成り上がりランナー”は「メディアに出てばっかで“大丈夫か?”って声があった中で結果を出せてホッとした」と笑った。27日にロンドンの本番コースで行われる10キロロードに出場するが、20日のぎふ清流ハーフを走る可能性もある。

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2012年5月14日のニュース