石川遼　大逆転の再現ならずも「優勝争いに絡むまであと一歩」

最終日、通算２アンダーで11位に終わった石川遼。７番でバーディーを決めギャラリーの声援に応える

中日クラウンズ最終日

（4月29日 愛知県名古屋ＧＣ和合＝６５４５ヤード、パー７０）
　首位と４打差でスタートした石川の最終日はイーブンパーに終わり、１１位。大逆転で優勝した一昨年の再現はならなかったが「こういうプレーを最低限しておくことが優勝につながる」と前向きに話した。この大会を制してから２年。経験を積んだことで、かえって難コース攻略への意識が強まり「過剰に反応したかもしれない」と話した。それでもショットの状態も上がり、新たに取り入れたＬ字形のパターもフィットするなど収穫もあった。「優勝争いに絡むまであと一歩」と手応えを感じていた。