“新山の神”柏原 13年以降にマラソンに挑戦へ

[ 2012年3月31日 06:00 ]

4月に入社する富士通本社で会見した柏原竜二

 箱根駅伝の5区で4年連続区間賞を獲得した東洋大の“新山の神”柏原竜二(22)が30日、4月に入社する富士通本社(東京都港区)で会見し、「絶対に一回は五輪に行きたい。“マラソンで五輪は厳しい”と言われるのを覆したい」と決意を語った。

 社会人初戦は兵庫リレーカーニバル(4月21、22日)の1万メートル。今季前半はロンドン五輪の参加標準B記録突破を目指し、後半でハーフマラソンや30キロなどのロードで実績を積む予定。福島正監督は「まずスピードをつけた方が何をやるにも有利。すぐにマラソンはない」と話し、13年秋以降にマラソンに挑戦させる意向を示した。

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2012年3月31日のニュース