マラソン藤原、故郷で会見「7分台なら戦える」

[ 2012年3月29日 20:56 ]

記者会見で決意を述べる、ロンドン五輪男子マラソン代表の藤原新

 ロンドン五輪男子マラソン代表に選出された藤原新(30)=東京陸協=が29日、出身地の長崎県諫早市で記者会見し、「7分台で走ればアフリカ勢と戦える。順位は気にせず、タイムを見据えて練習したい」と決意を述べた。

 会見には同じく諫早市出身の同五輪男子50キロ競歩代表、森岡紘一朗(26)=富士通=も出席。「4年前の北京五輪では目標の入賞に届かず、悔しい思いをした。良い報告ができるよう頑張りたい」と意気込みを語った。

 藤原らは会見に先立ち、母校の諫早高を訪問した。陸上部の恩師である松元利弘監督(55)や生徒から激励を受けた。藤原は「多くの方から応援していただきパワーをもらった。お返しできるような走りをしたい」と応えた。

 また会見前に開かれた諫早市のイベントでは、宮本明雄市長が両選手に「郷土の誇りであり栄誉だ。ロンドンでの活躍を期待している」とエールを送った。

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2012年3月29日のニュース