愛温存でも強い 日本女子5戦全勝で準々決勝へ

[ 2012年3月29日 06:00 ]

フランス戦でプレーする石川佳純

卓球世界選手権団体戦第4日

(3月28日 ドイツ・ドルトムント)
 卓球の世界選手権団体戦第4日は28日、ドイツのドルトムントで1次リーグ最終戦を行い、前日女子C組1位通過を決めていた日本はフランスを3―1で破り、5戦全勝で30日の準々決勝に進出した。石川佳純(19=全農)、藤井寛子(29=日本生命)、石垣優香(22=淑徳大)で臨んだ日本は、藤井が1敗したものの、格下に力の違いを見せつけた。また、男子D組ではチームランキング4位の日本は同6位のロシアを3―0で退け、通算3勝1敗となった。

 福原、平野を休ませた日本女子だが、格下につけ入る隙を与えなかった。「いつも通りできた」という石川が先勝すると藤井が敗れたあとでも初出場の石垣がしっかりストレート勝ち。最後は藤井が今大会3戦目で初白星を挙げ1次リーグ全勝を決めた。村上恭和監督は「3―0で勝つのが理想だったが(5連勝だった)1次リーグは100点」と満足そうな表情を浮かべた。

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2012年3月29日のニュース