重友、天満屋初メダルへ「アフリカ勢対策」着手

[ 2012年3月13日 06:00 ]

女子マラソン代表に決まり、記者会見する重友

ロンドン五輪マラソン代表選手発表

 陸上部アドバイザーの山口衛里さん(39)から花束を受け取ると、重友の顔から笑みがこぼれた。以前から、思い出に残る五輪は「シドニーの山口さん」と公言していた岡山出身の24歳。ついに五輪キップが手元に届き、「うれしい気持ちがこみ上げてきた」と充実感を口にした。

 シドニー五輪で転倒し、7位に終わった山口さんは「世界大会は何があるか分からない。まずは、私のように“こけないように”気をつけて」と、過去3人が出場した天満屋勢初のメダルに向け、全面サポートを約束。重友も周囲の期待の高さを感じているようで「そのつもり(メダル獲得)で行きたい」と宣言した。今後は米国ニューメキシコ州アルバカーキなどで高地合宿をし、スピードに変化をつけた「アフリカ勢対策」の走り方に取り組む。

続きを表示

2012年3月13日のニュース