名古屋ウィメンズ 赤羽有紀子を軸に優勝争い 尾崎好美は優勝が絶対条件

[ 2012年3月11日 07:01 ]

名古屋ウィメンズマラソン

(3月11日 ナゴヤドーム発着)
 ロンドン五輪へ最後の女子代表選考会となる名古屋ウィメンズマラソンは11日、ナゴヤドーム発着の新コースでスタート。新コースは比較的平坦で、気象条件が整えば好記録が期待できそうだ。

 優勝争いは昨夏の世界選手権で日本人最高の5位に入った赤羽有紀子(ホクレン)が軸になるとみられる。鹿児島での2度の合宿で左足首を痛め、2月はほとんど練習できなかったが、3月に入って調子は上向き。自己記録を更新しての優勝、五輪出場を目指す。

 昨年11月の横浜国際で2位だった09年世界選手権銀メダルの尾崎好美(第一生命)は再挑戦。横浜の“追試”と位置付けられており、五輪出場には優勝が絶対条件となる。

 赤羽、尾崎と同じく昨年の世界選手権に出場した23歳の中里麗美(ダイハツ)や伊藤舞(大塚製薬)も勢いがあり、初の五輪代表に名乗りを上げる可能性もある。日本歴代2位の記録を持つ32歳の渋井陽子(三井住友海上)の走りにも注目が集まる。

 海外招待選手ではアテネ、北京両五輪で銀メダルのキャサリン・ヌデレバ(ケニア)やシドニー五輪2位のリディア・シモン(ルーマニア)らが出場する。

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2012年3月11日のニュース