力士らが大阪入り 2年ぶり“春”到来!新大阪駅では拍手も

[ 2012年2月26日 18:05 ]

2年ぶりの大相撲春場所に向け、JR新大阪駅に到着した若手力士ら

 大相撲春場所(3月11日初日・大阪府立体育会館)の番付発表を翌日に控えた26日、力士らが大阪入りした。昨年は八百長問題の影響で中止されたため、2年ぶりの“春”到来。一行約200人を乗せたひかり473号が到着した新大阪駅では、居合わせたファンから拍手も送られた。

 力士らを引率した関ノ戸親方(元小結岩木山)は「去年は大阪の方々に寂しい思いをさせてしまった。力士それぞれ期するところがあるはず」と語った。先場所、序ノ口デビューから27連勝の新記録を樹立した幕下の佐久間山は、幻となった去年の春場所が初土俵の予定だった。「大阪で相撲が取れるだけで幸せ。十両という土産を持って帰りたい」と意気込んだ。

 2年前から大相撲ファンだという大阪市中央区の主婦中田仁美さん(45)は「華やかさを感じたくて到着を見に来た。人気を盛り返すように頑張ってほしい」と力士の行列をカメラに収めていた。

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2012年2月26日のニュース