日本女子、準決勝敗退…男子団体は4強入り

[ 2012年2月24日 23:19 ]

女子団体準決勝のシンガポール戦でプレーする福原愛

 卓球のアジア選手権第2日は24日、マカオで行われ、女子団体準決勝で日本は2010年世界選手権優勝のシンガポールに2―3で競り負け、1982年大会準優勝以来の決勝進出はならなかった。3位決定戦は行われないため、日本は2大会ぶりの3位となった。

 団体は3人でシングルス5試合を戦う方式。日本は第2試合で福原愛(ANA)、第3試合で平野早矢香(ミキハウス)が勝ったが、2勝2敗で迎えた第5試合で石川佳純(全農)が敗れた。

 男子団体1回戦でシンガポールと対戦した日本は丹羽孝希(青森山田高)水谷隼(明大)松平健太(早大)で3連勝し、ベスト4入りを果たした。25日の準決勝では韓国と対戦する。

 ▼丹羽孝希の話 サーブが効いたので先に攻められたのが良かった。まだ会場の雰囲気や卓球台に慣れていない面もある。次はもっといい試合をしないと勝てない。

 ▼水谷隼の話 この大会と3月の世界選手権はロンドン五輪の前哨戦。チームの士気が高まる試合を心掛けた。準決勝の韓国はトップ選手が出ていないが、自分が2勝を挙げて勝ちたい。

 ▼松平健太の話 2連勝のいい流れで自分に回ってきたので、いいリズムで戦えた。3番手は大事な役割なので、出た試合はきっちり勝ちたい。

 ▼福原愛の話 相手は2番手の選手が出ていないので負けてはいけなかった。悔しいけど、戦術とかで通用した部分もあった。この反省を個人戦に生かしたい。

 ▼石川佳純の話 自分のサーブが効かなかった。レシーブも最後まで全然できず、入れるだけになってしまった。もっと自分から攻撃して点を取りにいかないと厳しい。

 ▼平野早矢香の話 五輪本番と同じような気持ちで、次の選手につなげようと思って戦った。相手の読みをうまく外すことができた。(共同)

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2012年2月24日のニュース