遼くん16強入り逃した「最後は僕の流れだったのに」

[ 2012年2月24日 08:27 ]

2回戦、18番でポール・ローリー(左)に敗れて脱帽する石川遼

 男子ゴルフの世界選手権シリーズ、アクセンチュア世界マッチプレー選手権は23日、米アリゾナ州マラナのリッツ・カールトンGC(パー72)で2回戦(18ホール)を行い、日本勢でただ一人出場した石川遼は、ポール・ローリー(英国)に1ダウンで敗れ16強入りを逃した。

 石川遼は序盤、ショットが不安定で、1999年の全英オープンを制したローリーに主導権を握られる苦しい展開。終盤に粘りを見せ、17番の相手ボギーで1ダウンまで追い上げたが、ローリーがパーでまとめた18番で4メートルのバーディーパットを決められず敗退した。

 タイガー・ウッズ(米国)はニック・ワトニー(米国)に1ダウンで敗れた。

 ▼石川遼の話 非常に悔しい。最後は僕の流れだったのに、相手が耐えたという感じ。でも序盤に自分がやるべきことができなかった。それに尽きる。学ぶべきことがたくさんあった。自分なりに受け止めて、次につなげていきたい。

 ▼ポール・ローリーの話 グリーンが乾いて硬くなっていた分、今日はパットに苦しんだ。それでも、ティーショットもアイアンショットもさえていたので石川遼に勝つことができた。(共同)

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