日本女子初の快挙!高梨沙羅 世界ジュニア初制覇

[ 2012年2月24日 06:00 ]

ジャンプ女子で日本女子初の優勝を果たした高梨沙羅(中央)=FIS提供

 ノルディックスキーの世界ジュニア選手権が23日、トルコ・エルズルムで行われ、ジャンプ女子(HS109メートル、K点95メートル)で15歳の高梨沙羅(北海道・上川中)は1回目で最長不倒の108・5メートル、2回目に107・5メートルを飛び、276・5点で日本女子で初めて優勝を果たした。

 昨年3位で女子の日本勢で初めて表彰台に立った17歳の伊藤有希(北海道・下川商高)は240・5点で7位。W杯で6勝を挙げている17歳のサラ・ヘンドリクソン(米国)は265・0点で2位だった。

 高梨が大ジャンプを2本そろえて日本女子初優勝の快挙を達成。1回目に最長不倒の108・5メートルを飛んだが、105メートルのヘンドリクソンが飛型点で上回り、137・0点で並んだ。だが、2回目も107・5メートルで圧倒。「凄くうれしい。ベストを尽くせた」と初優勝を喜んだ。今季から始まったW杯で9戦6勝のヘンドリクソンは「1本目で高梨に並ばれてプレッシャーがあった」と悔しがった。

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2012年2月24日のニュース