横峯さくら 新パット取得へ“我慢”の「73」

[ 2012年2月24日 06:00 ]

2番でバーディーパットを打つ横峯

アジア女子ツアー宮崎女子オープン第1日

(2月23日 宮崎市宮崎レイクサイドゴルフ倶楽部=6330ヤード、パー72)
 横峯さくら(26=エプソン)は2バーディー、3ボギーの73、1オーバーで首位と7打差の24位と出遅れた。ただ新しいパッティングスタイルには手応えをつかんだ。美人プロの森美穂(19=三好CC)は3アンダーの2位、香妻琴乃(19=フリー)は2アンダーの4位とともに好位置。下川めぐみ(28=フリー)が6アンダーで首位に立った。

 一目で分かる変化だ。パターは従来通りだが動きが違う。横峯が新しいパッティングを見せた。

 「昨年はパットが入らなかったので、思い切って変えました」。変更点は(1)構えてから打つまでを早く(2)アドレスでスタンスを狭めて背筋を伸ばす(3)ボールに近づく(4)フォローを出さない――の4点。よりきれいな転がりを目指して、昨年12月から取り組んでいるが、「ショートパットをしっかり打てるのが大きい」と効果を実感している。

 この日は2バーディー、3ボギー。4番で8メートルから3パットのボギーを叩くなど「ロングパットの距離感が合わない」というデメリットを露呈したが「それは慣れと練習で」と気にしていない。

 平均パット数の年間ランキングは昨年が10位、一昨年は7位。グリーン上が泣きどころだった。弱点克服へ、最終日もパットに重点を置く。

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2012年2月24日のニュース