白鵬熱烈スカウト!アマ19冠・山口が宮城野部屋入り

[ 2012年2月24日 06:00 ]

鳥取城北高時代には、全国高校総体で24年ぶりの1年生横綱となった山口雅弘=2005年8月

 白鵬の“内弟子第1号”が誕生する。名門・日大相撲部の主将で、昨年10月の国体成年個人で優勝して大相撲の幕下15枚目格付け出しの権利を持つ山口雅弘(22)が横綱・白鵬(26)の熱烈スカウトを受け、宮城野部屋に入門することが23日、分かった。

 山口は鳥取城北高時代に久嶋(元幕内・久島海)以来、24年ぶりの1年生横綱となり、日大では「19」のタイトルを獲得した。アマチュアNo・1力士の獲得に向け、複数の相撲部屋が争奪戦を展開。当初は春日山部屋が有力視されたが、白鵬自らが日大に出向くなどして猛アプローチし、3月の春場所(11日初日、大阪府立体育会館)でデビューすることが決まった。

 白鵬は近く鳥取城北高を訪問する予定で、関係者は「近日中に入門会見が行われる」と明言。アマ最強男が角界最強の元で番付の頂点を目指すことになった。

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2012年2月24日のニュース