立石、100平で日本新!31歳萩原は50自予選で快挙

[ 2012年2月11日 19:25 ]

男子100メートル平泳ぎで57秒20の短水路日本新をマークし、笑顔で声援に応える立石諒

 短水路(25メートルプール)で争う競泳の日本選手権は11日、東京辰巳国際水泳場で開幕し、男子100メートル平泳ぎは立石諒(NECグリーン)が北島康介(日本コカ・コーラ)の短水路日本記録を0秒14更新する57秒20で制した。

 女子100メートル平泳ぎは鈴木聡美(山梨学院大)が1分4秒11の短水路日本新で優勝。同50メートル自由形は予選で24秒84の短水路日本新を出した31歳の萩原智子(山梨学院大職)が24秒90で勝った。

 男子200メートル自由形は葛原俊輔(セントラル東戸塚)が1分43秒83、女子400メートル個人メドレーは高橋美帆(日体大)が4分27秒65のいずれも短水路日本新で制した。

 男子50メートル背泳ぎは古賀淳也(第一三共)が23秒92で勝ち、女子100メートル個人メドレーは東京・武蔵野中3年の渡部香生子(JSS立石)が1分0秒09の短水路中学新で優勝した。

 ▼葛原俊輔の話 日本記録を狙っていたので、うれしい。前半から積極的に泳ぐ予定通りのレース。この結果に慢心せず、必ず五輪に出られるように頑張りたい。

 ▼渡部香生子の話 いい泳ぎができたし中学記録も出せたが、あと少しで日本記録だったのでちょっとだけ悔しい。冬に取り組んできた素早いターンができた。

 ▼高橋美帆の話 大学に入ってから思うように記録が伸びなかったが、ようやくベストを更新できて自信になった。苦手のバタフライで周りとあまり差がつかなくなった。

 ▼酒井志穂の話 (2位の200メートル背泳ぎは)なんでこんなに遅いんだろうとびっくりした。前半から積極的に泳いでいるつもりなのに、自分の感覚とタイムにずれがあった。

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