スロベニアに3連勝!日本 入れ替え戦進出決定

[ 2012年2月5日 14:28 ]

日本の勝利が決まり、クルム伊達公子(左)と抱き合い喜ぶ森田あゆみ

 女子テニスの国別対抗戦、フェド杯ワールドグループ2部1回戦の日本―スロベニア最終日は5日、兵庫県のブルボンビーンズドームで行われ、前日2連勝とリードした日本は、この日最初のシングルスで森田あゆみ(キヤノン)が勝ち、1部昇格を懸けた4月の入れ替え戦進出を決めた。日本は残り2試合も制し、5戦全勝で終えた。

 世界ランキング64位の森田は同36位のポロナ・ヘルツォグに3―6、7―6、6―1で逆転勝ちした。もう1試合のシングルスは、クルム伊達公子(エステティックTBC)に代わって出場した奈良くるみ(大産大)がペトラ・ランプレに6―4、6―4で快勝。ダブルスは森田、藤原里華(北日本物産)組がフルセットの末に勝った。

 ▼村上武資・日本監督の話 森田は第2セットの2―4からいい意味で開き直れて戦った。我慢すればチャンスはあると言い聞かせていた通りの展開になった。

 ▼クルム伊達公子の話 あゆみちゃん(森田)が勝ってくれると信じていたので、試合に向けたアップもしなかった。自分の力でできることがあるなら、またみんなで一緒に戦いたい。

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