助成金不正問題 会長寄付前提の「認識はあった」

[ 2012年2月5日 06:00 ]

 日本協会の土居博昭会長は、日本スポーツ振興センターからの助成金を不適切に受け取っていたとされる問題について、会長自身に認識があったことを明らかにした。

 前事務局長が先月23日に「寄付を前提に(助成金を受け)雇用された」と会見したことを受け、4日、同会長は自らを座長とする調査委員会を発足。理事会で調査開始を報告した同会長は「(寄付で返金を受け)協会負担なしで(人材を)雇用できるなら、こんなにいい話はないな、と思った」とし「問題意識がなかったわけではないが(寄付前提の)認識はあった」と話した。

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2012年2月5日のニュース