北の湖理事長の今後 やくみつる氏「よほどそろえないとアップアップに」

[ 2012年1月31日 09:34 ]

4年ぶりに理事長に復帰し、抱負を語る北の湖理事長

 日本相撲協会は30日、東京・両国国技館で役員改選を行い、新理事10人(外部理事を除く)による互選で北の湖理事(元横綱)を理事長に選んだ。

 【有識者の声】

 ▼やくみつる氏(漫画家・元生活指導部特別委員)まだまだ法人化などのややこしい問題が残っている。北の湖理事長は協会の内外を問わずによほどのスタッフをそろえる作業を迅速に行わないと、アップアップになってしまう懸念がある。

 ▼中嶋隆信氏(慶大教授・元ガバナンスの整備に関する独立委員会副座長)一度失脚した人が理事長になるのは内向きな人事。八百長問題で理事長を降りたことなどマイナス面をしっかり考えているのか疑問です。コスト削減などの経営的な問題をどれだけ解決できるかが課題となる。

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2012年1月31日のニュース