錦織 四大大会初のベスト8入り!激闘フルセットで第6シード倒す

[ 2012年1月23日 14:27 ]

全豪オープン男子シングルス4回戦、初のベスト8入りを決め、ガッツポーズをする第24シードの錦織圭

 テニスの全豪オープン第8日は23日、メルボルンで行われ、男子シングルス4回戦で第24シードの錦織圭(フリー)は第6シードのJW・ツォンガ(フランス)と対戦し、2-6、6-2、6-1、3-6で、6-3でフルセットの末、ベスト8入りを決めた。

 錦織は日本男子としては史上初の全豪4勝と、1968年のオープン化以降の四大大会で95年ウィンブルドン選手権の松岡修造以来の8強入り。

 自身2度目の4回戦進出となった錦織は、第1セットは、最初のサービスゲームを落とすと、更にツォンガのサーブとフォアに苦しみ流れに乗れないまま2-6で落とした。

 しかし、第2セットは、2ゲームの途中、錦織がコートの変形を訴え中断する場面もあったが、2-0でブレイクを取るとその後調子を取り戻し6-2と奪い返した。第3セットもその流れのまま6-1で連取した。

 このままの流れでいくかと思われたが、第4セットは、ツォンガもキレのあるサーブとショットを発揮し、接戦となるも3-6で落としたが、第5セットは、3-1でブレイクを決めると、勢いを落とすことなく6-3で激闘を制した。

 準々決勝は第4シードのA・マレー(英国)と対戦する。

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