錦織がやってくれた?クルム伊達「私は立っているだけで楽だった」

[ 2012年1月22日 16:19 ]

全豪オープン混合ダブルス1回戦、2回戦進出を決め、笑顔を見せるクルム伊達公子(左)と錦織圭組
Photo By スポニチ

 テニスの全豪オープン第7日は22日、メルボルンで行われ、混合ダブルス1回戦でクルム伊達公子、錦織圭(日本)組が11年全米混合準優勝のドゥルコ、シュワンク組(アルゼンチン)組を6-4、6-1のストレートで下し、2回戦への進出を決めた。

 一度も練習しないままで臨んだ急造ペアだったが、ダブルス経験が多いクルム伊達がネット際で奮闘し、錦織は浮き球の好機にスマッシュ。第1セットを奪うと、クルム伊達の「ダブルスは流れが大きく左右する」との言葉どおり、第2セットは1ゲームを失っただけの快勝だった。

 会心のゲームで強豪ペアを倒し、「やるべきことができたと思う」とクルム伊達公子は笑顔。「必要なところで(錦織が)やってくれたので、私は立っているだけで楽だった。やりやすかった」と年の離れた後輩を称えた。

続きを表示

2012年1月22日のニュース