稀勢の里“KO”負け…日馬の張り手に脳振とう

[ 2012年1月22日 06:00 ]

大相撲初場所14日目

(1月21日 両国国技館)
 稀勢の里が日馬富士の強烈な張り手を受けて脳振とうを起こし、4敗目を喫した。立ち合いで攻めきれずにいると相手の左手が右こめかみにヒット。膝からがくりと落ちたまましばらく起き上がれず、館内は騒然とした。

 何とか土俵上で一礼をしたが、もうろうとした表情のまま花道を引き揚げてきた。支度部屋では「大丈夫か?」という報道陣の問いかけに首を縦に振ったものの、敗戦の悔しさからか無言を貫いた。

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2012年1月22日のニュース